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2026/07/03 12:20

AEN、念願の初舞台へ 初ショーケースのオフィシャルレポートが到着

 韓国のSTARSHIP Entertainmentと日本のアミューズが共同で手掛ける7人組ボーイズグループ・AEN(エイエン)が、グリーティングショーケース【AEN Greeting Showcase “First Encounter”】を6月27日、東京・SGC HALL ARIAKEで開催。デビューを前に、初のパフォーマンスをファンへ披露した。

 AENは、2025年にSTARSHIP Entertainmentが実施した練習生によるオーディションプログラム「Debut's Plan」に出演したJIYONG(ジヨン)、BOMIN(ボミン)、KYUHYUN(ギュヒョン)、HARU(ハル)、JUNSEO(ジュンソ)、KAIRA(カイラ)の6名に、HARUTO(ハルト)を加えた7人組。日本人3名、韓国人4名で構成されており、MONSTA XやIVEなどを輩出してきたSTARSHIP Entertainmentとアミューズによる新たなグローバルボーイズグループとして、日韓を拠点に世界へ向けて活動していく。

 グループ名の「AEN」は「A New Era of Now.」の頭文字に由来し、「今この瞬間を新たに定義し、作り上げていく世代」という意味を持つ。「絶えず変化し、成長し続けるグループになる」というメンバーの決意も込められた名の下、この日、いよいよ第一歩を踏み出した。長い練習生生活を経てようやくデビューを掴んだ者、そして新たな仲間として加わった者。それぞれ異なる道を歩んできた7人が、この日初めてAENとしてステージに立ち、新たな物語を紡ぎ始めた。

 約1万人の応募の中から抽選で選ばれた3000人のファンが見守る中、会場が暗転。巨大なLEDが点灯し、7人のシルエットが浮かび上がると、場内は大きな高揚感が広がった。オールブラックの衣装を纏ったメンバーは2階建てのステージ上段に姿を現し、ソロパートを織り交ぜたダンスパフォーマンスで観客を一気に惹き込む。そしてLEDにAENのロゴが映し出された直後、緑と青のレーザーが交錯する中、7人はゆっくりと階段を下り、1曲目の「Clockwise (Japanese ver.)」を届けた。重厚なベースサウンドとダイナミックなビートチェンジが印象的なナンバーで、鋭くキレのあるパフォーマンスを披露。7人それぞれが積み重ねてきた時間を一つのエネルギーへと変え、AENとしての幕開けを鮮烈に刻みつけた。

 続いて披露したのは、HANAの「Drop」をカバー。ピアノのリフにラップが絡む楽曲を、バラの映像を背にしなやかに届ける。先ほどまでとは異なる表情で、豊かな表現力を印象付けた。

 最初のMCでは、「ようやくみなさんにお会いすることができました」「本当に最高です」と、念願の初対面を果たした喜びを口々に語る。HARUが「今日という日を迎えるために、一生懸命汗を流しながら練習してきました。僕たちの気持ちがつまったステージ、伝わりましたか?」と呼びかけると、客席からの歓声が7人を包み込んだ。

 続くオリジナル曲「Focus On Me (Japanese ver.)」は、ポップなハウスナンバー。軽快な4つ打ちのビートに乗せて、7人はセンターステージへと繰り出し、キャッチーな振り付けやフレッシュな笑顔でファンとの距離を縮めた。

 ここまで3曲の披露を終え、HARUが「AENという名前でご挨拶できるだけで胸がいっぱいです」と率直な思いを明かす。JIYONGは「長い時間この瞬間を待っていたので、正直まだ実感がわかないです」と、KAIRAも「今までずっと練習し続けた分、今日このステージで披露できて嬉しく思います」と続く。MCでは、韓国人メンバーもほぼ全編にわたり日本語で話していたのが印象的だった。自分の言葉で、ファンに想いを直接届けたかったのだろう。デビューに向けて積み重ねてきた努力の時間を窺わせた。

 イベントの中盤ではトークコーナーを展開。メンバーがグループ名に込められた思いやAENの魅力について語ったほか、秘蔵写真とともにメンバーそれぞれの個性に迫った。さらに、8月5日にAEN THE 1ST EP『A NEW ERA OF NOW』をリリースすることも発表されると、大きな拍手が送られた。

 会場の熱気が高まるなかで披露されたのは、8月5日にリリースされるAEN THE 1ST EPのリード曲「X to Z (Next to me) (Japanese ver.)」だ。"混乱や未知の世界の中でも、お互いを信じて繋がっていく"というメッセージを込めたナンバーで、力強さの中に妖艶さを感じさせるパフォーマンスを展開。楽曲の終盤では銀テープが舞う華やかな演出も加わり、この日最大級の盛り上がりを見せた。

 息を切らすほど全力のパフォーマンスを終えた直後、HARUTOは「僕の大好きな曲をみなさんの前で披露できて、とても嬉しいです」と笑顔を見せ、HARUも「この曲を練習するたびに、早くみなさんにお見せしたいという気持ちが大きくなって、夜も眠れないくらいでした。今日やっと見せられて本当に嬉しいです」と感慨深げに語った。JIYONGは、曲中の〈今誓わせて always 君と永遠に〉という歌詞に触れ、「メンバーの、そしてファンのみなさんのそばに永遠にいたいです」と伝えた。

 ステージを去る直前、7人がそれぞれの言葉で想いを語った。リーダーのJIYONGは、「実は僕は、みなさんともメンバーたちとも会えないと思っていました。でも今日会えていますから、本当に本当に嬉しいです。今、完全に幸せです」と目を潤ませながら語り、これまで積み重ねてきた時間の重みと、この瞬間を迎えた喜びを滲ませた。

 HARUTOは「初舞台にもかかわらず、このようにたくさんの皆さんの前で公演をすることができて、僕たち7人とても幸せです。これからもAEN一同、一生懸命に頑張って成長していきますので、皆さんもどうぞ永遠によろしくお願いします」と力強く宣言。HARUは「久しぶりに舞台に立って、この景色を見られたことに感謝しています。夢が叶ったんだなと実感が湧きました」と静かに噛み締めた。

 JUNSEOは「みなさん一人ひとりの目を見ながら、僕の人生で一番幸せな瞬間だなと思いました。この初めての感動をずっと胸に刻みながら進んでいきたいです」と語り、KAIRAは「天気が悪い中、遠いところから来てくださった方もいると思います。ありがとうございます。2階、3階、4階のみなさんも見えていますよ!」と笑顔で会場全体へ感謝を届けた。

 KYUHYUNは「ステージに立つことをずっと待っていましたし、みなさんにお会いできる日をずっと待っていました。今もまだ夢のような感じがしています。これからもずっと長く、みなさんにお会いできたらと思います」と未来への期待を滲ませる。BOMINは「ステージに立つ前はとても緊張していましたが、ファンのみなさんの顔を見て安心しました。今後、AENの素敵な姿をたくさんお見せするので、楽しみにしててください!」と締め括った。

 それぞれの言葉は異なるが、根底にあったのは同じ想いだった。ようやく立つことができたこのステージを、誰よりも大切に受け止めているということ。その想いは、会場に満ちたファンの熱量と確かに響き合っていた。

 さらに、オリジナル番組『AENISM(仮)』の制作決定がメンバーにもサプライズで発表され、会場は歓声に包まれた。メンバーは終演後も客席へ何度も手を振り、「帰りたくない」と名残惜しそうに笑い合いながらステージをあとにした。

 なお、終演後に行われたハイタッチ会では、JIYONGがファンを前に涙を流す場面もあった。「みなさんともメンバーたちとも会えないと思っていました」と語っていた通り、JIYONGがこの日を迎えるまでには長い道のりがあった。ライブでは何とか涙をこらえていたが、ファン一人ひとりと向き合った瞬間、積年の思いが込み上げたのだろう。

 そして、この日を待ち望んでいたのはJIYONGだけではない。それぞれ異なる道を歩みながらも、同じ未来を目指し続けてきた7人にとって、このステージはようやく辿り着いた夢の舞台だった。ここから彼らはAENとして、次なる夢へと歩み始める。デビュー前にファンと交わした“最初の出会い”は、新たな物語の忘れられないプロローグとなった。

Text:蜂須賀ちなみ
Photo:田中聖太郎写真事務所


◎公演情報
【AEN Greeting Showcase "First Encounter"】
2026年6月27日(土)
東京・SGC HALL ARIAKE
<セットリスト>
1. Clockwise (Japanese ver.)
2. Drop(HANA Cover)
3. Focus On Me (Japanese ver.)
4. X to Z (Next to me) (Japanese ver.)

◎リリース情報
EP『A NEW ERA OF NOW』
2026/8/5 RELEASE
<PHOTOBOOK盤(仮)>
[A Type] 3,600円(tax in.)/ PROA-1012
[B Type] 3,300円(tax in.)/ PROA-1013
[C Type] 3,300円(tax in.)/ PROA-1014
<JEWEL CASE盤(仮)(メンバーソロ7種ランダム)>
2,600円(tax in.)/ PROA-90001